タクドラ500はヒューマンエンジンサポート
トップ> タクドラ便利帳 情報

全タク連が常任理事会と賀詞交歓会 No.14

2017/09/08(金)
配車アプリの統一無理
一方、活性化11項目取りまとめに際して、スマホアプリの統一化・共通化も課題のひとつとして認識されているところだ。特別委での本格的な議論が終わっていないが、私個人の考えとしては、「統一化・共通化」そのものが目的化することは本末転倒ではないかとも思っており、既存タクシー事業者が手掛けるものを含め、いわゆる国産アプリが日本全国をできる限り速やかに広域的にカバーすることができれば、それが望ましいのではないかと考えている。ウーバーに代表される、ドライバーを請負業と位置付けるアプリでは、社会保障費用をプラットフォーム企業が負担しない、消費税を納税しない、輸送の結果責任を最終的に負わないなどの重大な問題点を孕んでいるが、タクシー事業者が自ら手掛け、あるいは外注した場合でも、タクシーを手配することが前提の国内企業の手になるアプリなら、そのような懸念はなく、利用者の選択肢を確保した上で、「より広域をカバーできるか」だけが課題になる。その意味で、全タク連自らがアプリを開発運用することは費用負担の面でも、将来のランニングコストの面でも無理があり、また、特定の既存アプリを推奨銘柄として指定していくことも、そのアプリの現在は評価できても将来までは評価しづらいことから、やはり無理があるものと考える。もっとも、アプリ経由での営業を重視するあまり、自社陣営に加わるタクシー台数の確保に血眼になり、業界内に妙なしこりが残るような形での過熱が好ましくないことも言うまでもない。互いに切瑳琢磨し良きライバルとして、ともに発展していく
ことが望ましいと言うと、締麗ごとだと笑われるかもしれないが、対ライドシェアでは業界の結束こそ最も大事な、「力の源」であることもまた事実であり、そのことは改めて皆さんにも肝に銘じて欲しいと願っている。

【 タクシージャパン No.293より 】

リンク

ページのトップへ戻る