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全タク連が常任理事会と賀詞交歓会 No.12

2017/09/06(水)
ライドシェアと共存ない
一方、この頃では白タク解禁は世の趨勢と半ばあきらめたかのような態度で、ライドシェア解禁後の世界に備えようとする方々もあるように聞いている。もちろん、タクシー事業者として、あるいは、一経営者としてそのような考え方はあり得るが、私個人はいまのところそのようには考えておらず、また、「ライドシェアが解禁されてンも何とか共存できるのではないか」との幻想も抱いていない。例えば海外の都市を視察された事業者の中には、現地でタクシーが滅んだわけではないとして共存の可能性に言及されている方もいると聞く。昨年1月の常任理事会のあいさつの中で、私は「ニューヨークでは、ウーバーによるサービス登場後1年間で営業権の価値が40%下落し、イエローキャブの売上高は25%減少したとの報道がみられる」と紹介した。同市のタクシーはウー
バー登場以前から数十年に渡り強力な需給調整規制により圧倒的な供給不足の中で営業を続けてきたことから、運送収入の水準が非常に高く、その水準から売上が4分の1減少してもまだ耐えられているに過ぎない。営業権が暴落したことにより個人タクシードライバーはこれを引退する際に売却することはできなくなり、人生設計が大きく狂ってしまった。「いまは食べられている」という一面のみを見て、共存できるかもしれないという見方は危険ではないだろうか。繰り返しになるが、昨年の常任理事会でも自公民3党タク議連との確認事項として、「白タク問題ではいかなる妥協もない」との約束を報告しており、その後変更もない。「制度設計次第ではライドシェアも容認などとする考え方は3党議連、全タク連、いずれの方針にも合致しない。

【 タクシージャパン No.293より 】

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